「恋人が障害者」のチラシは、なぜ拒否されるのか
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現在、うちにある、「恋人が障害者」の残りのチラシ。その山である。
連日、折り込みに出かけているのだけど、今回は、チラシが余ってしまいそう・・・!もったいない!今まで、こんなことはなかったのに!
少女単体には、スタッフが私一人しかいないから、折り込み先の主催者から、「2名で折り込みに来るように」と言われると(折り込むチラシの枚数の多いところは、時間を短縮するため、だいたい2名で来るように言われるのだ)、そうゆうところには折り込みに行きたくても、行けない。そういった理由などから、今回は、折り込める団体が本当に限られている。
一度に500〜1000枚くらい折り込めるところを、一日に何箇所か回る日が続く。当初は、折り込み代行業者「Next」に委託するつもりでいたから、そんな心配はしていなかったんだけど、その「Next」から、折り込み代行拒否を喰らい(詳しくはこちらを読んでね)、自分ひとりでチラシを折り込まなければいけないことが必然とわかった瞬間は、ゾっとした。気が遠くなった。それでも、やってやろう、と。オレ一人でも、チラシを全部折り込んでやろうと決意して、仕事も半分に削り、ほぼ毎日、劇場へ折り込みに行く、この生活を決めた。
そんな折り込みも、あともう少しで終る。再来週は、もう公演本番だ。
今は、一番、公演の内容に集中したい時期なのに、折り込みに時間を喰われて、それができないでいる。歯がゆい。折り込みは大切なプロモーションだけど、本音を言えば、それに時間を使っている余裕など、今のオレには、ない!だけど、自分で決めたことだ。なんとかしてやる。くそったれ。せっかく創ったチラシを、余らせてたまるか!配り切りたい!

さて、今回のチラシ、「Next」だけではなく、いくつかの劇団からも、折込を拒否された。
オレだって、折り込む劇団は選んでいるつもりだ。まさか、児童劇団なんかに折り込もうと思ったりはしない。大人の連中が創作している小劇団に折り込んでいる。だが、そうゆうところからも、拒否される。
なぜなのか。今まで、そんなことはなかった。
少女単体では、今までも、チラシにおいて、人の裸をに堂々と掲げてきた。しかし、今までのチラシでクレームが出たことは、一度もない。一度も、だ。むしろ、誉めていただく事が多かった。今回のチラシも、もちろん、誉めてくれる人は少なくない。オレは、毎回、そうゆうチラシを創っているつもりだ。
しかし、今回の「恋人が障害者」のチラシは、拒否される。
なぜだ。今までのチラシと何が違うんだよ!
みんな、理由をはっきり言わない。
「過激だから」としか言わない。「何が過激なのか」をはっきり聞かせて欲しい。
参考までに、折り込みを断られた劇団から言われた言葉を載せておく。
「うちは普通の芝居をやる劇団なんで、"恋人が障害者"のチラシは過激すぎるんで、お断りします」。だってよ。
普通の芝居?なんだよ、「普通の芝居」って?
表現において、何を「普通」の基準にするのか、説明してみろ。
それを突っ込むと、みな閉口して、答えない。ただ、「うちではお断りします」の一点張り。
また、「個人的には、良いチラシだと思いますが、お客さんがビックリしてしまうと思うので、お断りします」とか、奇麗事をぬかす奴もいる。
上等じゃないか。客がビックリして、何が悪い。
それくらいのチラシを創ることに意味があるんだよ!
チラシのインパクトに負けるような公演しかできないのなら、やめちまえ!
あと、「うちと、少女単体では、作風や趣旨が違うんで、お断りします」、と言う奴。
じゃあ、アンタんとこの劇団は、どの劇団と作風や趣旨が「一緒」なんすか?今すぐに答えてくれ。アンタは、その「一緒」の劇団のところにしか折り込みに行かないんですか?そして、「一緒」の劇団のチラシしか受け付けないんですか?どうなんですか?そして、少女単体を知りもしないくせに、よく「趣旨の相違」がわかりますね。折り込みで付き合うすべての劇団の趣旨や、作風を、アンタは網羅してるんですか?してないだろ。テキトーなことやってんじゃねぇよ。
そんな、似たりよったりの村社会で何かやってるくらいなら、一生、その村の中に居て、出てこないでくれ。よその劇団から折り込みを受けつけるのも、よその劇団に折り込みに行くのも、やめてくれ。迷惑だ。

今回の「恋人が障害者」のチラシにおいて、もし、折り込み先の主催者に、観客からのクレームが出たのだとしたら、そうゆう苦情は、オレに言うように伝えてくれればいい。
少女単体のことは、オレがすべて責任をとっている。
だが、今の段階で、一般の客からのクレームや、それを伝える主催者からの報告は、一件も寄せられていない。
ビビってる主催者さんね、観客はアンタらが考えてるほど、バカじゃないんですよ。
みな、自分で考えられるくらいの判断力はあるだろ。

で、根本的なことね。
みんな言わないから、オレが言ってやる。
要するに、「障害者」が後ろめたいんだろ。
「裸」や「セックス」、「性」はOKなのに、それが「障害者」とセットになってると、ダメなんだろ。ハッキリ、そう言えばいい。そんなに、差別意識を悟られるのが怖いのか?
第3回公演の「膣」なんて、チラシはおろか、タイトルからして、肉体そのものだろが。キャッチコピーも、「恋人が障害者」のチラシと対して変わらないくらい、言いたい放題だぜ?(※少女単体のチラシ一覧は、こちらからチェック)
それはOKなのに、なんで「恋人が障害者」はダメなんだよ!
オレと絡んでるジジィが気持ち悪いからか?
ああ、気持ち悪いさ。それの何が悪い?
「障害者が出演者になろうなんて、100年早い」というキャッチコピーが、差別的だと印刷屋に言われたが、そう書いて何が悪い。その通りじゃないか。
今回の宣伝に当り、折り込みはもちろんのこと、マスコミからも、「障害者はイメージが暗いから、宣伝できないねぇ」とハッキリ言われた。
ハッキリ言ってくれる方が、まだ納得がいく。
要するに、そうゆうことだ。
もし、「性」と「障害者」をセットにして表現するとしても、真面目で、社会的な内容でなければ、扱ってもらえないのだ。そこに人権や平等を訴える意図なり、「善意」や「道徳的」な裏付けがなければ、表に出せない、というわけだ。
ふざけるな、だ。
障害者というだけで、なぜ、そんな制限をされなければならんのだ。
なぜ、腫れ物に触るような扱いをしなきゃいかんのだ。
そのくせ、「障害者も健常者も同じだよ」とか、ぬかすんだろ。反吐が出んだよ!思ってもいないくせに!
なんで、障害者を清く真面目で美しく描いてやらなきゃいけないんだ。バカじゃねーか。
24時間テレビや、民放のクソドラマみたいな、やっすい善意を売りつけるような扱いじゃなきゃ、メディアに出れんのかよ。
だから、オレは、「障害者が出演者になろうなんて100年早い」と書いたんだ。わかるか、バカ野郎。

とにかく・・・
今の演劇業界は、本当に、つまらん。
どいつもこいつも、全然、気迫や覚悟が感じられない。
ライブってのは、やるかやられるか、なんだよ。
何が起こってもおかしくない状況下にあるから、ライブなんだよ。
なぜ生でやるのか、そこだろ。
映像でもできるようなことを、演劇でやってんじゃないよ!
テレビや、資本主義にのっかったエンターテインメントがやらないことを、今、演劇がやらないで、どうする!
どいつもこいつも、バカモノばっかりだ。辟易する。

少女単体について、色々なデマやら、憶測による噂やら、単純なアンチやら、オレをよく思わない業界人からの悪口やらが、蔓延しているようだが、ここを読んでいる人に言いたい。
少女単体は、自分の目で見て、体で感じて、判断して欲しい。
人の意見に流されないでくれ。
それをどう捕らえるのか、それは自分で判断してくれ。
そうやって、画面に向かっているだけでは、少女単体は得られない。それは確かだ。オレは、インターネットの中なんかには、いないぜ。

「恋人が障害者」まで、あと、約2週間。
公演は、1枚のチケットで、3日間とも、すべてご覧頂けます!
前売り券なら、2,300円、当日券なら2,500円で、3日通して観れる、ということです!初日からお越し頂いたほうが、より楽しめる仕組みになっていますので、ヨロシク。

似たり寄ったりの劇団が多いですが、うちは、絶対に他では見れないことをやっています。
少女単体は、他ではみれません。ヨロシク。

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ふー、この記事、書いてる途中に何度も訂正、加筆重ねたから、途中で読んで閉じちゃった人は、再読してみて下さい。長くてスマン・・・

何か言いたい事がある人もいるかもしれんから、コメント欄を開放しておきます。
匿名使って言いたいこと言いたいって人は、どーぞ。
ただし、ここのブログの管理者はオレです。よその家に上がる時のマナーはちゃんと守って下さい。
ブログを読む読まないは、自発的なもので、自分で選ぶもの。嫌なら、開かなければいい。開いて読んじゃってるキミは、どうなんだい?
何かご意見があれば、聞かせて下さい。
未分類 |コメント:3 |トラックバック:0 | 2006/12/05(火) 01:15:07
コメント
意見メール今から送ります。
2006/12/06(水) 01:08:55 | URL | ふらんきー #-[ 編集]
わざわざ、ありがとうございます!
後で、時間を見て、チェックします!

今回の「折り込み問題」に関しては、他にも、読み手の方々から、数々のご意見メールを頂いておりまして、有難い限りです。
みなさん、それぞれの考えがあり、面白く読ませて頂いています。
それでいいのです。
何も、私に賛同しろと言ってるわけではないし、そうして欲しいわけでもないのです。
表現の自由がある以上、受け取り手が、それをどう捕らえるのかも、自由です。
みんな、どんどん考えてくれ。思ったことを言っていいんだぜ。
いいぞいいぞ!
2006/12/06(水) 06:31:48 | URL | 苅谷文 #-[ 編集]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2007/08/22(水) 16:32:24 | | #[ 編集]
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